カトリックの教育は、神様と人々を愛する心にあります。宗教的雰囲気を通して、善悪の判断、思いやり、感謝の心を育てると共に、命を尊びあたたかく豊かな心を持つ子へと育んでいきます。日常生活の中で、笑顔で挨拶ができ、大好きなお父さん・お母さん、そして先生やお友達、あらゆる人に、素直にありがとう、ごめんなさいを言うことができたら、とても素敵な世界になることでしょう。これがカトリックの愛の精神です。
Ⅰ、日々のお祈り…朝、食事前後、集団で行動する時、または個人でも神さまマリア様にとりつぎを願いながら、いつも神さまが一緒にいて下さることを確認し、安心して生活できるよう祈ります。
Ⅱ、人を想うお祈り…一日の終わりに、自分だけではなく、家族や友だちはもちろんのこと、全世界の人びとの現状を想い、広い視野を持ち、思いやりの心を育みます。
Ⅲ、園長による宗教講話…毎週月曜日には、全園児に神様の教えを通して、全ての人は神様に愛され、一人ひとりかけがえのない存在であることを話します。
モンテッソーリ教育法
○モンテッソーリ教育は、「全ての子どもが自分を伸ばす力(自己教育力)を持っている」という点から出発します。大人は子どもに何かを教えるのではなく、子どもが活動を通して育つための援助をします。
○援助とは、子どもが自分を伸ばす活動をしやすい環境を整えることや、子どもを受容し愛することなどが中心となります。
○子どもの育ちや人間あるいは生命そのものについての知見を基礎としています。モンテッソーリの目指すところは、子どもの健やかな育ちを支えることを通して平和な世界を築くことにあります。
-自主性を育てる知育-
◎日常生活の領域は、動きと身体的調節をはかることに焦点が当てられます。
単一作業を目的とする教具から複合作業へと至る教具があります。
◎感覚の領域は、五感を始め感覚器官を洗練する個々の器官に焦点が当てられます。
感覚教育は、日常生活の刺激を整理し、知的な基礎を形成する教具だといわれています。
◎言語の領域は、文字を書くための準備や、腕の運動の調整を行うための教具をはじめ、ことばの働きに気付かせる教具があります。モンテッソーリは、ことばは精神を目覚めさせると述べ、言語発達に注目していました。
◎数の領域は系統性と関連性を示す教具があります。子どもは普段の生活で様々な数に出会う経験をしています。具体的に合わせて、子どもが数詞や数字を知ることは、抽象へ向かう道筋をつけ、論理的な思考を育む助けとなります。
◎文化の領域は、感覚的要素が多く、感覚領域に含まれる場合もあります。自分と自分の環境を確認する教具(地球儀など)をはじめ、自分と他の関係に気付く教具、宇宙の一構成員をしての自分を知り、生命の歴史・生命の尊厳・超自然的な存在を感じさせる教具が数多く考察されています。
◎〈豊かな心を養う音楽〉
◎〈創造性を培う造形・絵画教育〉
保育や教育の場で、造形表現活動の場を設定し、子ども達と共に楽しい時間を過ごします。
子どもたちの体力づくり
◎体力づくりのため、年齢に見合った体育遊びを行っています。
なわとび・とび箱・鉄棒・うんてい・走りなどを通して体力づくりにはげみます。
~体操~
毎週木曜日、専門講師による体操指導が行われます。
体を動かす楽しさ、喜びを感じ自ら進んでスポーツに親しむことが出来るように、各段階と時期にあったプログラムに沿って指導します。
ドン・ボスコの教育法
ドン・ボスコの精神である、信仰(宗教心を育てる教育)理性(自立心を養う教育)愛情(一人ひとりを大切にする教育)の3つの柱を実践する保育を行い、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児期に必要な保育を展開していきます。
何事にも、その時がある(聖書のことば・伝道の書3-1)
19世紀イタリアのトリノで青少年の教育に徹し、生涯を捧げたカトリック司祭ジョヴァンニ・ボスコにより始められた教育法です。
ドン・ボスコ教育法とは、キリスト教教育の理念に基づく“心の教育”であり、教諭は常に子ども達と行動を共にし、祈り・親しみ・愛・信頼によって、温かい人間的ふれあいの中で、子どもの健全な意志を育て、物事を理性において判断し、自主的に正しい行動が選択できるよう、教育する方法です。
《愛するだけでは足りません。
子どもたちは自分たちが愛されていると
わからなければなりません。》
~ドン・ボスコのことば~
子どもたちが愛されていると実感できるように、愛情をもって接します!!
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